ランニングについての考察やコラム、思い出などをnoteに記しています。それらが埋もれてしまい、見つけにくくなっていますので、書いたものをまとめます。少しでも体系立てて見やすく、引きやすく、参考にしやすくなれば幸いです!

note:https://note.com/nkamiya/n/n3ac487f66134


現役時代、雨の日に走ることはちっとも苦痛ではありませんでした。
もちろん、時々嫌だな、と感じることはあったけど。

それは、洗濯物が増えるだとか、身体が重く感じるだとか些細なもので、
雨そのものが起因するものではなかったんですよね。

理由としては、雨の日って普通に濡れながら活動する人は少ないですよね。
だから走っている時の特権のような気がしていました(笑)
普段、通学や私服で濡れるのは嫌だったけど、雨の中で走ることは特別。



走っている時は世界が特別な感じを受ける。
その中で特別な状態で走っている自分。
そして、雨の中も、そうで。



ざあ、ざあと雨の音だけが聞こえてくるような。
風の日もそうだったけど、雨の日はそれが濃くなる。
キツイ練習をしている時は「自分だけの世界」で走っているような感覚を受ける。
もちろん、周りの人も居るのだけれど、より自分との戦い、対話が進む気がしていた。



もう、そんな感覚を味わうことはない。
現役時代の、ほんの僅かだけど、何年かの中の、何回かの記憶。
でもそれは確かに思い出として強く残っている。



また味わおうとすれば、再び走り出せば良い。
少しでも自分の中での「特別」を見付けるために。

そして、走ってみようと思う人、そんな特別を味わってみたい人を
ご招待出来るような、きっかけを創れる人になりたいですね。

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