ランニングについての考察やコラム、思い出などをnoteに記しています。それらが埋もれてしまい、見つけにくくなっていますので、書いたものをまとめます。少しでも体系立てて見やすく、引きやすく、参考にしやすくなれば幸いです!

note:https://note.com/nkamiya/n/n434490028cff


現役の時は鍛えるのが当たり前で、そこそこの強さを誇っていた部位です。
ところが指導者・コーチとして指導やレクチャーする時に
意外とこの部位の名称を知らない&意識したことがないランナーと多く出会いました。

ハムストリングス。通称「ハム」

ランナーにとってはストライドを出していくにも、後方に脚が流れず引き付ける為にも非常に大事な役割を果たします。
臀部の大きな筋肉の力を下肢に伝達していく時に重要ですし、ひざの屈曲にも関わります。

このハムが弱いとスピードに乗れません。
ちょこちょこした走りになりますし、腰高フォームも前傾姿勢も保ちにくい。



一流ランナーはこのハムがピンと「立って」いて発達している様子が伺えます。
無駄な筋肉は付けていない代わりに、重要な筋肉は発達している。

それに比べ、意識したことがない&鍛え方が解らないとどうしても
他の筋肉に補助してもらう必要が出てくるので、無駄な筋肉、箇所に付いてしまいます。
またハムが弱いと臀部や腰に負担がかかります。
坐骨神経痛などを抱えることも。それがパフォーマンス向上・発揮を妨げてしまう。

サッカーではシュートやパスの動作では蹴りだす動きの制御に関わると思います。
大腿部で大きな力を生み出し、蹴り出しの後半部分で
どういった軌道とブレーキをかけるかはハムの強さとしなやかさ、対応力で決まると思います。

ランナーのストライド、スピード加減をコントロールする時も同じですね。



そういった観点からも強く引っ張ったり、伸ばせたり出来るよう鍛えていきます。
と同時に、ケアもその動きが実現できるよう、伸縮性・柔軟性をいかに保てるか、向上させれるかがポイントとなりますね。

このハムが疲労し、どうにも張りを強く感じるとき、走りも上手く伸びません。
上述したように、ストライドが思うようにコントロール出来ない以上、気持ちよくは走れませんよね。
いつもと違う感覚で走ることとなります。

動的・静的ストレッチも多く登場していますし、
ドリルなどでも良好な状態を創っていくこと、状態確認はしやすいと思います。
入念なウォーミングアップの必要性もここに1つ繋がっていきます。

ハムストリングスをあまり意識したことがない方は是非意識してみてください。
さっぱり解らないという人は誰かに押してみてもらうのも良いと思います。

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