note:https://note.com/nkamiya/n/n83b163731f6a
覚えて頂けている方には記憶されている神屋の山上り。
箱根駅伝5区、1年時に担当したんですよね。
急な起用で思うようには走れませんでしたがこれでも区間2位、往路優勝のテープを切りました。
実はその前、7月に行われた岩手登山マラソンで2位に入ったんですよね。
ちなみに4年時は独走で優勝。
上りの適性があったかどうかは解らないですが、少なくとも苦手ではありませんでした。
筋力やスタミナ、我慢強さなどを要素に上げたりは出来ますが、スキルというのも見逃せません。
上りだからといって過度に力を入れてぐいぐい登るのは燃費が悪いんですよね。
ガソリンをばらまいて走るようなもの。
そうではなくて、傾斜に合わせて脚を出していく感じ。
すり足過ぎるとストライドが小さすぎて余計にピッチを必要とし、
疲れちゃいますが、ダイナミックに飛ぶとそれはそれでふくらはぎなどの負担も大きかったり。
感覚的には腰の回転と腕の回転、股関節の折りたたみのような感じですっすっすっと傾斜に合わせて、
そしてちょうどよいストライドとピッチを維持できるようにしていく感じです。
傾斜に合わせた選択と、出来るだけ消耗しないように持っていく感覚。
ここを日頃の練習でも意識して・・・
特に夏合宿などでは起伏の大きなところを走るのでふくらはぎなどがぱんぱんに張らないような走りをしていたんですよね。
もちろん、駒大が拠点とする世田谷は結構な大きい坂があって、
ジョグ時も何本も上り下りを走ることが出来たりします。
日頃からそういった走法を試すこともしていました。
箱根駅伝では上りに憧れていたので、いつかはと思いながらずっと意識して走ってたんですよね。
まさか1年で走り、その後2区で残り3年間を終えるとは思いもしなかったですけど。
2くでも権太坂で試すことはできたんですけど。
やはりもう一度5区をやってみたかった。
ただ考えてみると市民ランナーとしてそういった上りのコースを選ぶと良いですよね。
実力を付けて、楽しむつもりで走る。
ただスタミナを付けないと地獄のようなレースになりそうなので、
そのへんは下準備、しっかりトレーニングを積んで自信を持って臨めるようにしたい。
走りはじめはいくら技術があっても、「適性」があってもベースがないと脚は直ぐ張るし、呼吸もすぐ荒れる。
心拍も高まる。身体が出来てこないとそもそも無理なんですよね。
精神的には上りが苦手と考えている人は我慢しきれないでしょうし、どうしてもムダな力も入ってしまいそう。
だから余計に苦手意識が増幅していく感じもします。
克服するなら精神的に、根性を磨いてとかではなく、普段から着々と上りを練習し、技術向上を図り、
少しずつ自信とレベルアップを果たすのが一番だと思います。
そこは気持ちだけでどうこうしようとしない方が良いと思うんですよね。
厳しい夏合宿、箱根駅伝を目指す選手は起伏の大きいコースで距離走を行うことも多いでしょうけど、
まずは日頃から意識して技術を磨く。
脚筋力をはじめ、身体が反ったり、耐えられなくならないようなフィジカルを育んでいく。
そうして準備万端にして合宿に取り組めば自信を持って乗り越え、力を付けられるかもしれません。
科学的にはロスが小さく、ランニングエコノミーが高いとか、最大酸素摂取量がうんぬん、
心臓が強いなど色々出していけるでしょうけど、感覚的なものを磨く、技術を修得する。
色々な方法を組み合わせて自分なりの攻略法を試してみては如何でしょうか?
これは市民ランナーでも同じですよね。
気持ちよく上りに挑めるなら、乗り越えられるならその方が良いですよね。
技術修得への取り組みって本当に楽しいですよ。上りの感覚、走りの感覚が変化し、
実力が付いてきている実感が得られた時の喜びは何事にも替えがたいものがあります。
もちろん観るだけの人も、このような感覚がありそうかどうか、箱根駅伝をはじめ、
多くのレースや走ってる人を見てみてください。
普通に町中を歩いている、坂道を登っている人がどのような脚の出し方、
身体の使い方をしているか観察してみても面白いと思います。
(不審に思われない程度に)
こういった感覚が誰かの参考になれば幸いです!
覚えて頂けている方には記憶されている神屋の山上り。
箱根駅伝5区、1年時に担当したんですよね。
急な起用で思うようには走れませんでしたがこれでも区間2位、往路優勝のテープを切りました。
実はその前、7月に行われた岩手登山マラソンで2位に入ったんですよね。
ちなみに4年時は独走で優勝。
上りの適性があったかどうかは解らないですが、少なくとも苦手ではありませんでした。
筋力やスタミナ、我慢強さなどを要素に上げたりは出来ますが、スキルというのも見逃せません。
上りだからといって過度に力を入れてぐいぐい登るのは燃費が悪いんですよね。
ガソリンをばらまいて走るようなもの。
そうではなくて、傾斜に合わせて脚を出していく感じ。
すり足過ぎるとストライドが小さすぎて余計にピッチを必要とし、
疲れちゃいますが、ダイナミックに飛ぶとそれはそれでふくらはぎなどの負担も大きかったり。
感覚的には腰の回転と腕の回転、股関節の折りたたみのような感じですっすっすっと傾斜に合わせて、
そしてちょうどよいストライドとピッチを維持できるようにしていく感じです。
傾斜に合わせた選択と、出来るだけ消耗しないように持っていく感覚。
ここを日頃の練習でも意識して・・・
特に夏合宿などでは起伏の大きなところを走るのでふくらはぎなどがぱんぱんに張らないような走りをしていたんですよね。
もちろん、駒大が拠点とする世田谷は結構な大きい坂があって、
ジョグ時も何本も上り下りを走ることが出来たりします。
日頃からそういった走法を試すこともしていました。
箱根駅伝では上りに憧れていたので、いつかはと思いながらずっと意識して走ってたんですよね。
まさか1年で走り、その後2区で残り3年間を終えるとは思いもしなかったですけど。
2くでも権太坂で試すことはできたんですけど。
やはりもう一度5区をやってみたかった。
ただ考えてみると市民ランナーとしてそういった上りのコースを選ぶと良いですよね。
実力を付けて、楽しむつもりで走る。
ただスタミナを付けないと地獄のようなレースになりそうなので、
そのへんは下準備、しっかりトレーニングを積んで自信を持って臨めるようにしたい。
走りはじめはいくら技術があっても、「適性」があってもベースがないと脚は直ぐ張るし、呼吸もすぐ荒れる。
心拍も高まる。身体が出来てこないとそもそも無理なんですよね。
精神的には上りが苦手と考えている人は我慢しきれないでしょうし、どうしてもムダな力も入ってしまいそう。
だから余計に苦手意識が増幅していく感じもします。
克服するなら精神的に、根性を磨いてとかではなく、普段から着々と上りを練習し、技術向上を図り、
少しずつ自信とレベルアップを果たすのが一番だと思います。
そこは気持ちだけでどうこうしようとしない方が良いと思うんですよね。
厳しい夏合宿、箱根駅伝を目指す選手は起伏の大きいコースで距離走を行うことも多いでしょうけど、
まずは日頃から意識して技術を磨く。
脚筋力をはじめ、身体が反ったり、耐えられなくならないようなフィジカルを育んでいく。
そうして準備万端にして合宿に取り組めば自信を持って乗り越え、力を付けられるかもしれません。
科学的にはロスが小さく、ランニングエコノミーが高いとか、最大酸素摂取量がうんぬん、
心臓が強いなど色々出していけるでしょうけど、感覚的なものを磨く、技術を修得する。
色々な方法を組み合わせて自分なりの攻略法を試してみては如何でしょうか?
これは市民ランナーでも同じですよね。
気持ちよく上りに挑めるなら、乗り越えられるならその方が良いですよね。
技術修得への取り組みって本当に楽しいですよ。上りの感覚、走りの感覚が変化し、
実力が付いてきている実感が得られた時の喜びは何事にも替えがたいものがあります。
もちろん観るだけの人も、このような感覚がありそうかどうか、箱根駅伝をはじめ、
多くのレースや走ってる人を見てみてください。
普通に町中を歩いている、坂道を登っている人がどのような脚の出し方、
身体の使い方をしているか観察してみても面白いと思います。
(不審に思われない程度に)
こういった感覚が誰かの参考になれば幸いです!
コメントをかく