note:https://note.com/nkamiya/n/nbbd3157083a7
皆さんは陸上競技、マラソン、駅伝のスタートを見たことがありますか?
私はそれまでざわついていた雰囲気が一瞬の静寂に包まれる「あの瞬間」が好きです。
その静寂を生み出すものに、「一瞬息を止めるような」そんな感覚があると思います。
しかし、それではランナーは上手く一歩目が踏み出せない。
実は、そのざわめきから静寂に切り替わる少し前にランナーの中にはこういった動作をしている人が見受けられます。
ちなみに私もいつも同じ動作を行っていました。
(写真は大学2年時のアジアクロカン:スタート前)
それは何度か深呼吸を繰り返すことです。
この写真時は緊張感が高く、コース上でスタートとレースの走りをイメージして何度か目をつむる&コースを眺めながら大きく深呼吸をしていました。
スタートライン(整列)について、そろそろスタートかな?
という一瞬前に祈りもしくは目をつむり、深呼吸をゆっくり一つ入れる。
そうすることで、視界はクリアに、気持ちも「スッ」と落ち着いて、高ぶる方ではなく、静かな気持ちで挑むことが出来ます。
やるぞ!
という戦闘モード、高ぶりではなく「静かな闘志」と言えば良いのでしょうか?
そこに持っていければ自然と身体も動くし、不安なども消え去る。
恐らくですが(もちろん、研究も進んでいますが)、高ぶった戦闘モードの時は興奮して何でも出来そうで、
実際には呼吸が浅く、動きも急になりやすく、疲労しやすい状態になっていると考えられます。
アドレナリン全開で突っ走れるのはごくわずかな時間でしかありません。
むしろ、そういったものに頼るのではなく、自分が付けてきた力を信じ、
力を出し切ることに専念する為にも、深呼吸をし、心身を落ち着かせ、
動き出しやすい「静かな」状態にすることが大切だと思います。
これは、スタートラインだけではなく、ウォーミングアップの段階からも言えるかもしれません。
案外、一流選手はリラックスしてアップしており、これからの選手は妙な緊張感、力みがあるアップをしていることが見掛けられます。
アップからエネルギーを使っては勿体ない。
それを防ぐために、アップ前にも上述したような「深呼吸」を取り入れ、静かな状態でアップに入るのも良いかもしれません。
振り返ってみれば特に上手く行かなかったレース時のアップはガンガン飛ばしていたり、邪念が渦巻いていたような気がします。
自分の力を本当に発揮する為に。
静かな状態を創り出す。
これはランナーだけではなく、普段の仕事や何にでも通用することだと考えています。
アスリート経験は、色々なことに応用できるし、そういった感覚を伝えていくことで、
みなさんにも活用、参考になる可能性は大いにあると思います。
もしよければ試してみてください!
皆さんは陸上競技、マラソン、駅伝のスタートを見たことがありますか?
私はそれまでざわついていた雰囲気が一瞬の静寂に包まれる「あの瞬間」が好きです。
その静寂を生み出すものに、「一瞬息を止めるような」そんな感覚があると思います。
しかし、それではランナーは上手く一歩目が踏み出せない。
実は、そのざわめきから静寂に切り替わる少し前にランナーの中にはこういった動作をしている人が見受けられます。
ちなみに私もいつも同じ動作を行っていました。
(写真は大学2年時のアジアクロカン:スタート前)
それは何度か深呼吸を繰り返すことです。
この写真時は緊張感が高く、コース上でスタートとレースの走りをイメージして何度か目をつむる&コースを眺めながら大きく深呼吸をしていました。
スタートライン(整列)について、そろそろスタートかな?
という一瞬前に祈りもしくは目をつむり、深呼吸をゆっくり一つ入れる。
そうすることで、視界はクリアに、気持ちも「スッ」と落ち着いて、高ぶる方ではなく、静かな気持ちで挑むことが出来ます。
やるぞ!
という戦闘モード、高ぶりではなく「静かな闘志」と言えば良いのでしょうか?
そこに持っていければ自然と身体も動くし、不安なども消え去る。
恐らくですが(もちろん、研究も進んでいますが)、高ぶった戦闘モードの時は興奮して何でも出来そうで、
実際には呼吸が浅く、動きも急になりやすく、疲労しやすい状態になっていると考えられます。
アドレナリン全開で突っ走れるのはごくわずかな時間でしかありません。
むしろ、そういったものに頼るのではなく、自分が付けてきた力を信じ、
力を出し切ることに専念する為にも、深呼吸をし、心身を落ち着かせ、
動き出しやすい「静かな」状態にすることが大切だと思います。
これは、スタートラインだけではなく、ウォーミングアップの段階からも言えるかもしれません。
案外、一流選手はリラックスしてアップしており、これからの選手は妙な緊張感、力みがあるアップをしていることが見掛けられます。
アップからエネルギーを使っては勿体ない。
それを防ぐために、アップ前にも上述したような「深呼吸」を取り入れ、静かな状態でアップに入るのも良いかもしれません。
振り返ってみれば特に上手く行かなかったレース時のアップはガンガン飛ばしていたり、邪念が渦巻いていたような気がします。
自分の力を本当に発揮する為に。
静かな状態を創り出す。
これはランナーだけではなく、普段の仕事や何にでも通用することだと考えています。
アスリート経験は、色々なことに応用できるし、そういった感覚を伝えていくことで、
みなさんにも活用、参考になる可能性は大いにあると思います。
もしよければ試してみてください!
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