ランニングについての考察やコラム、思い出などをnoteに記しています。それらが埋もれてしまい、見つけにくくなっていますので、書いたものをまとめます。少しでも体系立てて見やすく、引きやすく、参考にしやすくなれば幸いです!

note:https://note.com/nkamiya/n/n4ea19676a8e5


自分の現役時代を知っている選手はどういう特性、特徴を挙げて下さるでしょうか?
「駅伝選手」としての印象が強ければ基本的には「安定感」を挙げてくれる人は多いです。
他には「粘り強さ」などですね。

個人レースでは幾つかの優勝などもありますし、「攻め」のレースも幾つかあるのですが、
そういった印象は少なく、「王道」タイプに見えてたでしょうか??



自分の主な特徴は「安定感」「堅実性」という見方が多数と仮定すると、
ある程度目立っていたのはチームの力を借りての部分だったんですよね。
今、個人でこうして活動しているとより一層「自分の力」が浮き彫りになる感じがします。

だから力を付けていかなければいけない。
でないとなかなか成し遂げたいことも、貢献したい、役立ちたいということも実現できません。
書くことそのものには全く苦痛はないので、そこは活かしていきたいです。





他の選手、今の若手選手を見ていると「ワクワクする」タイプの選手は目を惹きます。
こう「やってくれそうな予感」がする選手。
そういった選手は時には期待を外しますけど、やっぱり面白みがあるから目立ちますね。

堅実型だった自分としては当時からそういった選手が羨ましい面がありました。
引退しても同じですね。
凄いな〜と横目で見ながら、自分のやれることをコツコツやっていくしかない。

もう全く別の特性なので真似するのは難しい。
ド派手さはないけど着実に上っていこう!
そう想っていましたし、今でもそう思います。
そりゃ一気に注目され、実現可能レベルや可能性がぶわっと拡がれば良いですけどね(笑)





対して一見派手に見える選手、人もそれはそれで悩むようです。
期待感ではなく、しっかり堅実な成績を残したい。走りをしたい。
いつも結果を残していきたい。
そんな風に思う選手も結構居るようです。

無責任に言えば、その「ワクワクさせられる才能」は天与のものだったりするので、隣の芝生は見ずに行っても良いのではないかと。
堅実性を求めたらそれはそれで自分のような想いにかられまっせ?と言いたい(笑)

せっかくみなが「ワクワク」する選手なんだから、あまり悩まずにその思い切りの良さを活かして大きなことを成し遂げて欲しいなと思っています。



★★★

これは指導者でもそうですし、ネット(いわゆるインフルエンサー)でも、どこでも共通なのだと思います。

それぞれがそれぞれの特性を持って存在している。

時には悩ましくなることも、他の特性を体験してみたいと思うこともあるでしょうけど、なかなかチェンジは難しい。
若い人でも本人もさほど意図していないところで一気に「有名人」になる人も居ますし、意図してもなかなか実現しない人も居ます。

「有名人」は意図しなくても有名になれるし、バズれるし、お金も付いてくるよとは言うでしょう。
で、「そんなことあるかい!?」と思う人も居ると思います(笑)
それは多分自分とその人の特性の違いもあると思います。

そういう人は堅実に、自分の特性に合わせて取り組んでいけば良いと思います。
これはチャレンジしないという意味ではなく、一歩踏み出すのは大事だけど、
自分の出せる歩数以上に進みすぎると・・・という意味です。

でもやっぱり「堅実型」から見れば大抵の人は「堅実型」に属すと思いますよ。
だから「ワクワクする人」は凄く注目を浴び、期待されるのでしょうから。
それは「有名になれない」というわけではないですからね。
その過程が違うだけだと思います。

会社を組むのも「堅実型」だから。一人でやれることには限界がある。
今の若手選手はわくわくさせてくれる選手も増えていますし、ネットにも沢山登場し、起業家も増えている印象はあります。
その辺が日本も段々「個」が強くなってきたのかな?とも思います。

ただ「堅実型」のロールモデルは必要でしょう。
それも堅実だけど「有名になっていく」方法。

正直、目立つ人は何をやっても目立ちます。
自分と同等程度の実績を上げても何故かその人のほうが目立つ。
「おれ/わたしは水面下で努力したんだよ!」というのは正しいかもしれないし、そうでないかもしれません。

それを羨んでも仕方ない。
あくまで自分の特性に合わせてやっていく他はありません。
面白いことをしていく、自分の活かせる武器を使って着実に成果を上げて行く方法、
持続性などがキーワードになるかなと思います。

同程度の実績でダメなら、質量ともに上回っていくしかないでしょう。
諦めるならそれも行き方ですが、どうしても成し遂げたいならたくさん学び、取り組み、工夫し、勝負していく。

「自分の方が○○能力は高いはず!?」「もっと評価されても良いはず!?」と思っても、
それがたとえ事実であったとしても、それでもやっぱり状況は思い通りにならないことの方が多いです。

自分で証明するためにも、惜しみなく実績や成果を上げていくしか無いんでしょう。
それしかないかなと思います。

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