ランニングに関わる考察 - ゾーン
note:https://note.com/nkamiya/n/nde5fdd530f4b


ゾーンに入る。ランナーズ・ハイもこの言葉と深く繋がっていると思う。
以前も書いたが、書けば書くほど進む。次から次へと湧き出てくる。
こういったアウトプットや勉強等でも、進捗するスピードを大きく変える場合があります。

トレーニングでも同じで、どこまでもやれそう!いけそう!走れそう!そんな風に感じることは時々あるもの。

ここで積めるだけ積んでしまうのも良かったりするが、注意せねばならないのがダメージ。
どこまでもイケル感じがするのだが、「ふと我に返る瞬間の訪れ」がその状態の終わりを告げるんですよね。

随分時間が経ったな?あれ、なんでこんなことしてたっけ?
そろそろキツいな・・・冷静さを取り戻す、という感じです。

無我夢中になっている状態だからこそがんがんいけるわけで、それが覚めればやはり「平常運転」にならざるを得ない。
場合によっては「バーンアウト」が起きたり、ダメージ、虚脱感が生じたりすることもある。

瞬間的なものならまだ安全ではあるけど、「長期的」に無我夢中状態で、がんがん突き進んでいると、反動も大きいかもしれない。

「燃え尽き症候群」

この言葉も、そういった考え方を持ってみると解りやすいかもしれません。
ただ、そもそも夢中になっていないのに「燃え尽き」たりはしないと思う。
言葉的にも「燃え尽す」のだから、そもそも大して「燃えて」なかった人には起きないでしょう?と。

それは通常の意欲低下や、異なるものの可能性を考える。

ちょっと言葉の定義を考えていかないと、曲解したり、大げさな反応になって、対処を誤ることもあるだろう。

夢中になり"過ぎる"場合、は"燃やし尽くす"ことも考えて誰かがブレーキを踏む。
そういった場面が指導者に求められたりするかな、と考えます。

そもそも燃えていないならどうにも出来ず、燃やす方法を伝えたりする事くらいしか出来ない。
じわじわ燃えているものならば、燃やし続ける状態キープと、燃料補給をサポートしていく。
そういった場面に応じて支援していくことが大切だろうと考えます。



ゾーン状態も同じで、そういうコントロールを誰かにお願いしておけば、自分でコントロールしなくて済む分、「入り易く」なるかもしれない。
そして、コントロールされる安心感から何度も「入れるように」なるかもしれない。

そして、段々成功体験が増えたら次は「導入」も「コントロール」も自分で覚えていけば良いと思います。
そこで依存しないことは大切です。
また、一度覚えたゾーンの入り方と、コントロールはどんなものにも応用が利くと思いますし、一生ものになるでしょう。

一つのことを極めた人は、他のモノにも強い!こういった部分もあると思います。

あなたには何か夢中になれるものはありますか?
ゾーンを体験したことはありますか?
そういった体験を得てみたいと思いませんか?

まだ「無い」方は是非見付けてみてくださいね!
もしくは、一緒に見つけましょう!お手伝いします。